動きの選択肢を広げる

僕がパーソナルセッションや
グループセッションでも心がけていること。
それは、クライアントの
「身体の動かし方の選択肢」を広げることです。

 

例えば、
腕を挙げるにも色々な挙げ方があると思います。

 

あなたの今の「挙げ方」は
あなたの体や脳が経験してきた中で、ベストと感じる挙げ方なのです。

 

その挙げ方が、体のある部分にストレスが集中する様な
動かし方になっていたとしたら
直ぐに身体からのサインとして
痛みが出て来るかもしれません。

すぐに痛みとしてサインが出て来れば
理由もわかるしリカバリーもしやすいと思います。

ですが…
厄介なのは後者の、すぐには痛みがでない場合です。

その動きによる痛みが5年後、もしかしたら10年後に
痛みとして出てくる可能性があります。
10年間ストレスのかかる動きをし続けた場合
もうその動きに身体は慣れてベストな動きと感じてしまう。

 

一般的には、
治療により数日間動きを楽にする事は可能かと思いますが
根本的な改善には繋がりにくいです。

根本的な改善には
ストレスのかからない動きを習得することが大切になります。

 

「習得する」
それは自身で動いて感じること。

腕を挙げる動きの選択肢を広げ
その中で’楽’に動かせる位置を感じる。
楽に動く位置を経験すると
記憶に残り身体は楽な動かし方へと動いて行きます。

 

僕はセッションしている中で
「その今の動きもいいけどこっちの方向にも動くと違う部分が楽じゃない?」
「これどうかな?」
など動きの選択肢を広げる作業を優先したいと思っています。

色々な動かし方があっていい。
正解なんてない。

今の動きはあなたにとってベスト選択だから。
だからこそ、動きの選択肢を広げて
状況の変化に応じて使い分ければいいと思います。

 

 

パーソナル・グループセッション興味ある方はお問い合わせください。

 

 

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